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教養と思いやり

10年近くになりますが、近くにあるO本願寺のOO会館で、月1回、お茶を習っています。
若い時には母に強制されたので、いやいやでしたが、それでも習っていれば身につくもので。
何十年もお点前から遠ざかっていたのに、やれば楽しい。

着物を着て、ゆったりとした時間を持つこと。
主婦にとっては、なによりもありがたい。

ここではお上人様の生誕記念日に、「OO講」という行事があります。
4日間で何千人もの信徒さんがお詣りにいらっしゃるのですが、一日だけ、茶道教室では、
会館のロビーに先生が急ごしらえの小さなお茶室を設けます。
お花も飾って、お弟子さん総動員で和菓子とお抹茶の御ふるまいをしていました。
(お茶、和菓子の費用は会館もちです)
1月新年の行事なので、お弟子さんたちは当然、訪問着などの正装です。

ところが今年は、お上人様の生誕750年にあたるとかで大掛かりの行事、
そのために茶道教室は、外の駐車場に作るテントの中で、お茶を・・・・、という、
会館からの申し出がありました。
「それならいっそやめたほうが」と先生がおっしゃったのに対し、「どうしてもお茶席は設けてほしい」という、
会館の要求。

こともあろうに、
「そろいのジャンパーでも作れば?」、と。

絶句・・・・・。

例えウバ桜でも、きちんと正装した女性たちがお抹茶の接待をすることは、会館の行事の格を高めるもの、
という一般常識は、今の坊さんたちには通用しないんですね。

よりにもよって、そろいのジャンパーって・・・・。

当日、テントの中とはいえ、ほとんどふきっ晒し。
ただの休憩室のようなしつらえでしかありませんでした。

会館の中に入ると、いつもお茶席に使っていたロビーには、若い男の坊さんたちが本を売っていたんですよ。
ほとんど売れなかったらしいけど。

先生は、80歳を越したご高齢です。
お弟子さんのなかにも、70代、80代の人がいる。
そういう人たちを外に出して、自分たちはぬくぬくと暖かい場所にでんと座っている。

この人たち、自分の寺に帰れば、住職としてやっていく人たちなんですよ。
こんな心構えで、お経読んだって、ありがたくもなんともありませんね。
信長に焼打ちにされてしまえ、と思ったのは、私です・苦笑
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プロフィール

真島久美子

Author:真島久美子
エッセイスト
56年生まれ、東京育ち
武蔵大学人文学部卒
漫画家としてデビュー後、
30回以上のお見合いを経て結婚、その体験を「お見合いの達人(講談社)として出版、ベストセラーに。
他には「たたかう!落ちこぼれママ」「兄弟は他人の始まり~介護で壊れゆく家族」「やっぱり公立!それでも私立?」など。
趣味は茶道、バレエ鑑賞
夫ひとり、娘ふたりの4人家族

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