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バレエはやっぱり、「白鳥」

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マリインスキーバレエ団、「白鳥の湖」11月27日、東京文化会館にて

マリインカの「白鳥」を見たのは、もうずいぶん昔、30年もたつかな。
当時ジークフリートを踊ったソロビヨフがぱっとしなくてガッカリしたのですが、
その何か月か後に、レニングラード(そう、当時は旧ソ連でした)郊外で自殺なさったと知って、
ショックを受けました。

今回、主役の白鳥は、ロパートキナ。
彼女主演の「ラ・バヤデール」の舞台を見たのは、もう15年位前かしら。
ペレストロイカ以降、ロシアのバレエ団がボロボロになったという噂も聞き、半分こわごわと・・・だったのですが、これはもう、すごい舞台でした。
相手役のソロルは、ゼレンスキー!
今思えば、彼の全盛期です。
蛇にかまれて倒れたニキヤを抱きしめるソロル、「ううう」といううめき声、泣き声まではっきり聞こえて、
すごい迫力に感動しました。


幕が開いた途端、そこには別世界が広がっていました。
道化の素晴らしいテクニックの踊り、でもそれでも、拍手すら忘れて見入ってしまうほどの、異次元の世界。

残念だったのは、コールドですね。
2幕の「情景」のコールドって、実はけっこうばたばたとした動きがあるんですが、旧キーロフの舞台では、まるでそれを感じさせなかった。
それが今回、ありませんでした、
ばたばたが、そのままバタバタ。
はっきり、うるさかったです。


1幕のパ・ド・トロワも、男性は良かったんだけど、女性ソリストの踊りが・・・・、
ショックなほど
徹底して基礎に忠実なはずのマリインカの伝統が・・・・(涙。

実は、マリインスキーのダンサーの待遇がひどいらしいですね。
大臣に直訴したという話です。
お給料高くないうえに、産休は無休、リハーサルが多くて怪我しがちなのに、それにもきちんと対応しない。
芸術監督のゲルギエフがガンという噂もあるそうですが、
ペレストロイカ以降、一時ぼろぼろになった団を立て直したのは、彼だったはずなのに、
権力の座に長く居続けると、やっぱり水は淀むんでしょうか・・・。


しかし、キャラクターダンサーの男性は、よかったです。
ハンガリーのチャルダーシュや、ポーランドのマズルカ。
もちろん、スペインの踊りもいうことありませんでした。
男性ダンサーは育っているんですね、
ロットバルトもよかった☆

そして!なんといってもロパさまの圧倒的な存在感!!!!
すっばらしかったです。

バレエは総合芸術なので、プリンシパル一人が良くても駄目なんですが、
その点、これだけのレベルで「白鳥」を上演できるのは、やっぱりマリインカですねえ~~~(ため息

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プロフィール

真島久美子

Author:真島久美子
エッセイスト
56年生まれ、東京育ち
武蔵大学人文学部卒
漫画家としてデビュー後、
30回以上のお見合いを経て結婚、その体験を「お見合いの達人(講談社)として出版、ベストセラーに。
他には「たたかう!落ちこぼれママ」「兄弟は他人の始まり~介護で壊れゆく家族」「やっぱり公立!それでも私立?」など。
趣味は茶道、バレエ鑑賞
夫ひとり、娘ふたりの4人家族

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