スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

二つの祖国を生きた、台湾少年工

二つの祖国を生きた台湾少年工(石川公弘著)


大戦末期、労働力不足を補うため、8400人余の台湾の少年たちが、志願して日本本土へ渡ったことを知る人は少ない。
平均14,5歳の彼らは、全国の航空機工場に派遣させ、海軍機の製造と整備に従事した。

その高い技術と仕事への忠誠心は各地で称賛され、この年頃の日本人としては誰よりも勇敢にたたかった。
終戦を境に中華民国の国民となった彼らを待っていたのは、厳しい戒厳令下の台湾だった。
                               ~扉の文章より



この事実を知る日本人は少ないでしょう。
彼らは高い倍率を突破し、厳選されたエリートでした。

日本名を名乗り、日本人として内地で働いた。
その少年たちに対して、内地の庶民たちは温かく接したことも記録されています。

著者のお父様は、少年たちの宿舎の舎監でした。
病気の子がでれば、つきっきりで看病し、食糧事情が悪くなってからは、
自分たち家族も、彼らと同じ、質素な食事にした。

彼らをいたわった日本人たちも、決して裕福だったというわけではありません。
一つのものを二つに分けて、彼らに与えた。
その人たちの暖かさが、彼らにして「日本人であることの誇り」を持たせ、
戦後も第二の故郷として心の奥底に、懐かしむ気持ちがあり続けたのでしょう。

先人の日本人への感謝とともに、
この事実を次の世代にも伝えたい、と思いました。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

真島久美子

Author:真島久美子
エッセイスト
56年生まれ、東京育ち
武蔵大学人文学部卒
漫画家としてデビュー後、
30回以上のお見合いを経て結婚、その体験を「お見合いの達人(講談社)として出版、ベストセラーに。
他には「たたかう!落ちこぼれママ」「兄弟は他人の始まり~介護で壊れゆく家族」「やっぱり公立!それでも私立?」など。
趣味は茶道、バレエ鑑賞
夫ひとり、娘ふたりの4人家族

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
子育て・教育
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。