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日本人って不思議

続・誰も書かなかった台湾 より

この本によれば、嘉儀農林が活躍する以前に、アミ族で作られたチームが来日、
大活躍していたそうで。

大正14年7月、
蕃人野球能高団、来日、
「このチームはなかなか訓練された立派なチームで、侮りがたい技術を持っている」(大阪毎日新聞)

侮りがたいどころか、初戦の豊島師範との試合では、
28対0

打つわ、打つわで止まらない、豊島師範はバットにボールがかすりもしないありさまで、
4回コールド。

関係者の度肝のを抜いた彼らの次の相手は、野球の名門、早稲田中学。
立教グラウンドで行われたこの試合では、

「見物人も相当に集まり、いずれも蕃人チームに応援するのも面白い」(毎日新聞)
試合は引き分けに終わったが、
「蕃人チームが試合に臨むに当たり、その真摯な態度と言い、中等学校に比して実力は勝るとも劣らず、
見る人をして心強き思いをさせた」


能高団がファンに与えたイメージは、当時の日本人がひそかに持ちたいと思い、そして半ば失ってしまった
「剛健」「真摯」そして、「勇敢」であった。
彼らはプレー中、「何ら他を顧みることなく、自己の攻撃、防御のみに腐心し、雑念なくそこにスポーツマンの神髄が宿って」いたのである。
 ~本文より引用

多くの日本人は、蕃人の中にこそ、日本人が理想としていた純粋な魂の故郷を見出したのである。 
~引用

のちにこのチームの4人が内地の平安中学にスカウトされ、入学します。
それが、前に触れた「高砂族が内地の中学にいた」ということだったんですね。

日本人って、不思議ですね。
他の国だったら、自国の選手だけを応援する、それが当たり前なのに。

でも、だから日本が好きだと、この本を読んで改めて思いました。
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プロフィール

真島久美子

Author:真島久美子
エッセイスト
56年生まれ、東京育ち
武蔵大学人文学部卒
漫画家としてデビュー後、
30回以上のお見合いを経て結婚、その体験を「お見合いの達人(講談社)として出版、ベストセラーに。
他には「たたかう!落ちこぼれママ」「兄弟は他人の始まり~介護で壊れゆく家族」「やっぱり公立!それでも私立?」など。
趣味は茶道、バレエ鑑賞
夫ひとり、娘ふたりの4人家族

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