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映画2題

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「サン・ローラン」なかなか面白い映画と思いましたが、
でも表面をすらっときれいに撫でただけかな、という気もします。

彼、ゲイだったんですね。
それゆえのコンプレックス、
軍隊にはいけないと、徴兵を拒否したものの、結局兵役につき、
躁うつ病を発症して精神病院に入れられる。

アルジェ出身の彼としては、家族を守れない劣等感もここで生まれたでしょう。
パートナーのギヨームは実務家で、表現者のイヴとうまく両輪でやってきたものの、

古女房のギヨームには飽きて浮気したり、ドラックや酒におぼれて騒動を起こしたり。
そのたびに尻拭いするのはギヨームなんですが、
その彼に感謝の気持ちも持たない。
だから天才なのかもしれないけど、ギヨームにしたら、やり切れませんよね。

肝心なところでは、ママンが出しゃばってくるし。
あれを見たら、やはり同性結婚は認めるべきと思いました。

介護のために仕事をなげうって尽くしても、亡くなれば相手の親族が出てきて、遺産を全部持って行ってしまう。
生前はゲイということで疎んじて、疎遠だったのに。

映画の中でも、イヴの家族は、イヴに養われているような描かれ方でした。

天才ってのは・・・・、別名「永遠の中2病」なのかも。
ヴィクトワールというモデルの存在が、面白かった。
デザイナーが女好きだったら、アトリエの中、寵愛争いでしっちゃかめっちゃかになるから、
ゲイのほうがいいのかもしれませんね・苦笑



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「めぐりあわせのお弁当」
これは良かったです。
心が通い合わなくなった夫に、それでも一生懸命お弁当を作り続ける妻。
ところがそのお弁当は、全く違う男性のもとに届いていた。
ふとしたことから、文通を始めるふたり。

妻を亡くして自分の殻に閉じこもっていた男性にとっては、「運命の出会い」。
しかし、彼女の若さに気遅れして、結局会わずに終わる。

彼女は自分の気持ちを整理して、家を出る。
誰もが幸福になれる国、ブータンを目指して・・・。


安易に不倫に陥らないところがいいんだけど、
この決断は、まだまだ保守的と言われるインドでは、かなり思い切ったものだったでしょう。

家族においしいものを食べさせることが生きがい、それこそが自分の幸福と信じている妻。
高度成長時代の日本の専業主婦たちと、気持ちが重なる部分、大きいかもと思います。

でも夫の裏切りによって、それははかなく消えていく・・・・。

インドの女性たちもいま、岐路に立っているのかもしれません。

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プロフィール

真島久美子

Author:真島久美子
エッセイスト
56年生まれ、東京育ち
武蔵大学人文学部卒
漫画家としてデビュー後、
30回以上のお見合いを経て結婚、その体験を「お見合いの達人(講談社)として出版、ベストセラーに。
他には「たたかう!落ちこぼれママ」「兄弟は他人の始まり~介護で壊れゆく家族」「やっぱり公立!それでも私立?」など。
趣味は茶道、バレエ鑑賞
夫ひとり、娘ふたりの4人家族

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