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今日も飲み会?

今日は暑い中、サークルの稽古に出かけた次女。

合宿から戻ってきて、なんと!
Lサイズがなんなく入るようになりました!
ブラボーでございます・笑、

身長が163センチなので、Lでもまあ、許せる範囲かな。
おなか周りもスッキリしましたしね、
できればあと2キロくらい痩せれば、カンペキなんですけど。

で、今日も飲み会まで参加するそうです。

合宿では、夕食の後に「飲み会」だそうで、
夕食と飲み会は一緒じゃないんですね。
どっちにしろ戻すんだから、一緒でもいいじゃない、と言ったら、

長女が、
「体育会は、そうなんだって。お腹の中にモノがないと、吐く時につらいじゃない。
吐くものがないのに、吐くのってつらいんだよ」と、
これは彼女の実体験らしいです・苦笑
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告知

「アルツハイマーですね」
いともあっさり、ドクターは告知した。
その時の父の表情を、何年もたった今でも、私は忘れることはできない。
父は目を丸くして、その言葉を聞いていた。
いや、正確には、その言葉は父の耳をすり抜けていったのかもしれない。

父の奇妙な言動に悩まされ、確信をもって受診させた私でさえ、その診断をつきつけられると、ほっとした反面、ショックもあった。
まして当事者である父には、受け入れられないことだったに違いない。

それから数年後、父は私に暴力をふるい、病院の人となった。
4年後に病院から連絡があった。
「お父様はおそらく、初期の皮膚がんです。うちでは専門医がいないので、他の病院で診断を受ける必要があります」

その病院で、ドクターはまたあっさりこう言った。
「癌ですね」
それが3月末のことだった。
夏になり、父は食べることを拒否して、寝たきりになった。

自分が「癌」であることは、理解していたのだ。
父の年代では、癌は死病である。
自分はもう助からない、それならいっそ、自殺を選ぼう。

しばらくして、点滴も腕を通らない状態になり、鼻からチューブで栄養を取ることになった。
それから2年が過ぎた。


人間、自分で生死を決めることはできない。
死にたいと思う父が生き延びることは、ある意味皮肉なことだけれども、その時間で息子(弟)との和解が成り立てば、それはそれで意味のある時間なのである。


親は生きているだけでいい。
54年生きていて、私はそう思うようになった。

鍵のかかる部屋

認知症患者は、入院すると鍵のかかる病棟に入れられる。
仕方がないこととはいえ、一番初めにその事実を知った時には、ショックだった。
父を入院させた最初の病院に下見に行った時に、それを知った。

親を、鍵のかかる部屋に入れる。
という経験は、なかなかのものだ。
ひとことで言い表すことはできない。


私の父は鍵のかかる部屋に入れられているのに、なぜ舅は娑婆で自由に暮らせているのか。

父を入院させて以来、私の心の中には割り切れない思いがあった。
だが最近、やっとその気持ちが吹っ切れた。


舅は、自分の土地、お墓のことを考えて、心配で心配でならないのだ。追い出した末娘の娘、つまり孫娘夫婦に「夫婦養子にならないか」と持ちかけられたが断られた。
舅の頭の中には、土地とお墓と、(とうとう面倒を見てくれなかった)子どもたちの怨念が詰まっている。

養子をとったにしても、しょせんは他人。
お墓の面倒など見てくれるはずはない。
父や家の固定資産税を払うより、全部売っぱらって現金を山分け。
二人の間には、すでにその筋書きができているのだろう。
お墓はたぶん、ほっぽりっぱなしになってしまうに違いない。
その結末が見えているだけに、「財産、財産」とこだわる舅が逆に哀れに見える。

それに比べれば、父は何の心配もないところにいる。
寝たきりで、鼻から管を入れ、栄養を入れている状態だけれども、自分の行く末のことや、財産の管理(たいしたものがあるわけではないが)など、娑婆の悩み事とは、縁のないところにいってしまった。


いつ見舞いに行っても、うつらうつらしている父の心は、いま、どこを彷徨っているのだろう。
人間の「死」は、どこから始まり、「生」はどこで終わるのだろう。



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私たちは、家族ですか?

今年の正月、自分の実家から帰ってきたダーリンの表情が、えらく暗かった。
何かあったのか?
すぐにピンとくる。

2月には、亡くなった姑の年回忌があるはずなのに、それがないという。
あの形式大好き、行事大好き、お寺大好きのはずの舅が、なぜ?
確かに姑に愛情はなかった。脳梗塞で倒れた姑は10年以上施設で暮らして亡くなったが、その間、一度も見舞いに行ったことがない。さらに、姑の生前に後妻を入れて結婚する、と言い出したくらいの人だ。
それにしても、年回忌もしないというのは、あんまりだ。

正直に言えば大学1年の長女は試験真っただ中だし、中学3年の次女は、高校受験を控えているので、
ありがたいと言えなくもないのだが、それにしても・・・・・。

その事情は数か月後にわかった。
なんと!!舅は養子を入れて、後妻と養子に全財産を譲るというのだ!

事の起こりは数年前。
古くなった実家を、年寄り二人(舅と後妻)が持て余したことから始まる。
築30年以上の建物で、水回りの設備も古い。そして、無駄に広い。
後妻は舅に、家を売り払って駅前マンションに住みかえることを勧めた。

なんといっても現金が入る。
入ればごまかせる。
それを狙ったのだろうが、土地に執着の強い舅は、首を縦に振らなかった。
次に後妻が出したのが、マンションを建てるという案。
これならば財産は守れるし、一室に住むこともできる。
さらに家賃も入るという一石三鳥。
舅、ノリノリ(笑)。


ところが、保証人を打診された長男はビックリ仰天、これを断ったのだ。
そりゃ、そうだろう。自分はすでに定年の年齢、下手すりゃ、子供の代まで借金を引きずる。
舅は激怒した。
そこに付け込んだのが、ダーリンの従姉妹。
うまく後妻と結託し、自分の子供を養子にと、売り込んだのだ。

もともと長男志向の強かった舅親にひとり暮らしさせて苦労を掛けた上に、逃げやがって!という、恨みつらみに火がついた。
まあ、つくように後妻と従姉妹でたきつけたんだろうけど。


この夏に長男夫婦は関西から呼びつけられ話し合い、最後通牒を突き付けられたのだそうだ。

後妻曰く、
「葬式はもう、予約していますから。家族だけでやります」・・・・・・・(爆)




思わずダーリンに尋ねた私。
「あなた、‘家族‘に入っているの?」
「・・・・・・・、入っていないかも」


それも、つらいわねえ・・・。








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成年後見人制度と遺言

後見人 不正で解任増加
   (読売新聞9月14日夕刊より)

認知症などで判断力が衰えた高齢者らの財産を守る後見人らが火災に解任されたケースが昨年1年間で286件に上り、2001年の5,6倍に達したことが最高裁のまとめでわかった。財産などの着服などの不正行為が主な解任理由。

成年後見人という言葉が独り歩きしているが、その人の判断能力によって「保佐人」「補助人」という3段階があるということは、案外知られていない。

実は私も含め、認知症の親を介護している仲間たちの中で、成年後見人制度を利用しているという話は、聞いたことがない。
この制度について、いくつか問題点は指摘されているが、一番大きな問題は、高齢者の認知症の場合、「まだらボケの時期が長い」ということだろう。

つまり、おかしな言動は見られるが、ボケきってはいないという状態が長く続く(場合によっては10年以上も!)ことが多いということだ。
となると、後見人の認定は受けられない。
認定を受けるだけで10万以上の費用が掛かり、認定機関も何か月もかかる。場合によっては医師は一人では足りず、二人がかりということも。
さらに後見人になれば、定期的に家裁に財産の管理状態を報告しなければならない。

これはいかにも面倒だ。通帳とキャッシュカードがあれば、管理は十分にできる。
不動産を売却するなどの大きなお金が動く必要はなかったので、後見人になることは選ばなかったのだ。

兄弟の中で、誰が「後見人」になるか、もめるケースも多いと聞く。
たしか「保佐人」か「補助人」までは、本人が選び、任命する権利があったはずだ。
だが、ボケが進むと、信頼していたはずのその人に対しての猜疑心が強くなり、あっさり他人にそそのかされて任命解除、ということもありうる。


田舎に住む親が、最近ぼけてきたようだと、悩んでいる友人がいた。
兄夫婦が隣に住んでいるが、親の思うように介護をしてくれてはいない。
自分が戻って、介護をしたほうがいいのでは・・・、という彼女を、私は止めた。
母親の言葉だけで、兄夫婦との関係を見るのは危険だ。兄嫁にも、兄嫁としての言い分がある。
彼女が戻ってきたら、母親は強気になって、「面倒見てくれるほうに財産を残す」とでもいいかねない。

「でも、兄に財産は譲るって、遺言を書いているのよ」と、彼女は言う。

それが甘い!

正気のときに書いた遺言なんて、ぼけたら簡単にひっくり返る。
ぼけたら理性はなくなる。感情だけの人になってしまうからだ。
プロフィール

真島久美子

Author:真島久美子
エッセイスト
56年生まれ、東京育ち
武蔵大学人文学部卒
漫画家としてデビュー後、
30回以上のお見合いを経て結婚、その体験を「お見合いの達人(講談社)として出版、ベストセラーに。
他には「たたかう!落ちこぼれママ」「兄弟は他人の始まり~介護で壊れゆく家族」「やっぱり公立!それでも私立?」など。
趣味は茶道、バレエ鑑賞
夫ひとり、娘ふたりの4人家族

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